万年筆 フルハルターという道具たち

世の中には困った人達が居る。

調理道具や釣り道具といった所謂“道具道楽”と呼ばれる人々だ。

なかでも、ここ最近は下火になって来たとは言え、“万年筆道楽”と呼ばれる人達が元気だ。かくゆう私もその一人(笑)

何が楽しいのか、腕は2本しかなく、しかも文字を書く腕は1本なのに両手で持ちきれない程のペンを集めて嬉々としている。

それ程日本は豊かなのだろうと思う。不景気だとか何だかんだ言っても、そういう市場が活況を呈するのは懐に余裕があるからに他ならない。時計もそうね。

本当に貧乏なら、万年筆などおいそれと買えないのだ。ましてやブランド時計など高値の華。

そういう自分もまた恵まれた環境に居るのだろうと感謝しなければならぬ。

『何で書くか』が重要では無く、『何を書くか』が一番大切と自分に言い聞かせながら。。。f:id:omas_pen:20101203164305j:plain